冬物語



迪の席を見ると、友達と楽しそうに笑っていた。


昨日までは彼氏。
今日から好きな人。


あたしが迪に対する気持ちは変わらない。


でも、やっぱり別れたのを認めたくはないあたし。


自分がいけないのに…
自分が傷つけたのに…


あたしはわがまま。