囃し立てているのは当時の同級生達。
その中心に居るのは彼。
そして、幼馴染である、わたし。
__『ただの腐れ縁なだけで、好きなんかじゃないわ。大嫌いだもの』
しまった、と思った。
そう思った時には遅かった。
『……』
視界に映るのは、こちらを睨めつける双眼。
『俺だって、おまえなんか嫌いなんだよ』__
あれが、最後に聞いた、彼の言葉だった。
その中心に居るのは彼。
そして、幼馴染である、わたし。
__『ただの腐れ縁なだけで、好きなんかじゃないわ。大嫌いだもの』
しまった、と思った。
そう思った時には遅かった。
『……』
視界に映るのは、こちらを睨めつける双眼。
『俺だって、おまえなんか嫌いなんだよ』__
あれが、最後に聞いた、彼の言葉だった。



