でも・・・。

マヨが私と松川くんを冷やかした時、少し恥ずかしそうに目をそらしてたよね。

いやー、なんていうか。

ちょっと両思いっぽくなかった？？！

きゃー。

まさかね。

「ちぇ」って舌打ちはしてたけど、否定はしなかったもん。

普通は、もっと抵抗してもいいよねぇ？

あはは。

ちょっとしたことでこんなに舞い上がれるなんて、私もようやく恋する乙女の仲間入りだわ。

そんなことより、松川くんとしゃべれた！

松川くんとしっかり向き合ってしゃべるなんていつ以来なんだろ？

私が意識しだしてからは初めてなんじゃないかな。

さっきの会話を思い出しただけで顔がにやけてくる。

ふと顔を上げると、先生と思いっきり目があっていた・・・。