理央くんとは幼なじみだけど、学校ではあんまり話さない。というか、ほぼ話したことなんてないかも。
低学年の頃は一緒にいる時間も多かったけど、成長していくうちにだんだんと距離が離れていってしまった。
まあ、しかたないよね。男女だし、幼なじみだからって相手のずっと近くにいなきゃいけないなんてルールはない。
それを少し寂しく思ってしまっているのは……きっと、私だけなんだろうな。
でもいいんだ。私の気持ちを伝えたら、理央くんは困ってしまうだろうから。
「あ、おはよう、弥生」
後ろから話しかけられて、振り向くと。
「おはよう、奈央ちゃん」
クラスメイトで友達の、北島奈央ちゃんがいた。
私よりも少しだけ身長が高くて、長い髪を三つ編みのハーフアップにしている。
「あんた、なんでこんなところで立ち止まってるの。てか登校早いねー。合唱部も今日朝練あるの?」
「ううん、ちょっと部室の掃除をしようと思って。最近少し汚れてきたし。奈央ちゃんは部活?」
二人並んで、昇降口へ歩いていく。
「あたしは今日、日直だからさ。仕事よ」
「あっ、そういえば昨日話してたね~」
奈央ちゃんとは、三年生に上がってから初めてお話した友達。
自分の意見を持っていて、それをはっきり言えるとてもかっこいい子なんだ。
だけどそれ故、誤解はされやすいかもしれないけど……なら私が、奈央ちゃんのために出来ることはしたい!
校舎に入ってから、日直の仕事で職員室に用があるという奈央ちゃんと別れて教室に向かう。
朝の早い学校は、とても静かだ。
爽やかな空気が窓の外から入ってくる。と言っても、やっぱりちょっと熱いかな。
低学年の頃は一緒にいる時間も多かったけど、成長していくうちにだんだんと距離が離れていってしまった。
まあ、しかたないよね。男女だし、幼なじみだからって相手のずっと近くにいなきゃいけないなんてルールはない。
それを少し寂しく思ってしまっているのは……きっと、私だけなんだろうな。
でもいいんだ。私の気持ちを伝えたら、理央くんは困ってしまうだろうから。
「あ、おはよう、弥生」
後ろから話しかけられて、振り向くと。
「おはよう、奈央ちゃん」
クラスメイトで友達の、北島奈央ちゃんがいた。
私よりも少しだけ身長が高くて、長い髪を三つ編みのハーフアップにしている。
「あんた、なんでこんなところで立ち止まってるの。てか登校早いねー。合唱部も今日朝練あるの?」
「ううん、ちょっと部室の掃除をしようと思って。最近少し汚れてきたし。奈央ちゃんは部活?」
二人並んで、昇降口へ歩いていく。
「あたしは今日、日直だからさ。仕事よ」
「あっ、そういえば昨日話してたね~」
奈央ちゃんとは、三年生に上がってから初めてお話した友達。
自分の意見を持っていて、それをはっきり言えるとてもかっこいい子なんだ。
だけどそれ故、誤解はされやすいかもしれないけど……なら私が、奈央ちゃんのために出来ることはしたい!
校舎に入ってから、日直の仕事で職員室に用があるという奈央ちゃんと別れて教室に向かう。
朝の早い学校は、とても静かだ。
爽やかな空気が窓の外から入ってくる。と言っても、やっぱりちょっと熱いかな。



