独占欲の強い彼に監禁される話

「あっ、ん…、奥ッ、!」

この日、俺と春は愛し合った。やっと本当に一つになれた気がした。

「春…俺の春……、」

奥を突いてやると春は顔を真っ赤にしながら背中を反らして声を上げる。それがたまらなく可愛い。

「伊吹 ッ、!もっと…ゆっくりッ !」

俺は興奮を抑える事ができず、春を無視して腰を激しく振る。

「んっ、んっ、んっ…、ん"ぅ"〜!」

今、俺は春の中にいる。俺だけの春。俺だけが入れる。春を愛してるのは俺だけ。春が愛してるのは俺だけだ。他の誰でもない。

「…ッき、!」

可愛い俺だけの。

「っき、!伊吹ッ、!!」

「どうした?」

我に返って、春を見ると体中を白い液体だらけでヘロヘロになっていた。

「もうっ、止めて"ぇ"…!お腹" ッ…、痛"い"っ!」

俺はすぐに止めた。そして春の中から抜いた。その時、溜まった白い液体が春の穴から大量に出てきた。

「ごめん、」

申し訳なさそうに謝ると、春は俺に言った。

「伊吹はさ、本当に僕のこと好きなの?」

いきなりの質問に頭の中が真っ白になった。俺はその後すぐ答えた。

「めちゃめちゃ好きだよ、世界で一番大好きだよ」

そう言うと、伊吹は笑っていて俺の頬に手を伸ばした。

「僕も好きだよ。でも優しい伊吹が僕は好きなんだよ、」

俺はその時、はっとした。俺は春のことを大切にしているようでできていなかった。春自身を傷つけて、痛めつけて、泣かせた。
俺は彼氏失格かもしれない。そう思った。
そして春の首の鎖を外して、泣きながら言った。

「ごめん。俺…自分のことしかかんがえてなかった。春の彼氏失格だわ…、もう自由にしていいよ、」

そう言ってベッドから降りようとすると、春に胸ぐらを掴まれてキスをされた。

「!?」

「伊吹はズルいよ…僕は伊吹と一緒にいたい。だからそんなこと言わないで、僕の伊吹だから、、、///////」

俺はその瞬間、頭のネジが外れたかのようにいぶきをベッドに再び押し倒した。

この日、春を何回イかせただろうか……。
俺たちはその数週間後同棲を初め、いつまでも幸せに暮らした。もちろん鎖はなしで。

俺の可愛い春は誰にも渡さない……。