「ごめんね。もう聞かない・・・」

『ん~ん。僕こそごめんね。』

やっぱり落ち込んでる彼女・・・
肩を落として・・・
うどんを食べるのをやめてしまった。




『奈央さんは綺麗でいいね。
幸せな家庭に生まれて、
愛されて、優しい旦那さんと
一軒家、お店をもって・・・
幸せでしょ?
すべてを手に入れてみたいでしょ?

僕には何もない。何もね。
前から何もなかった。
これからもず~とね。』

(奈央さんあたってしまう・・・
ごめんね・・・)

でも奈央さんは少し考えると・・・
こう言った。