今でもわからない…

僕は秘密に
値段をつけたのか…?

体に値段をつけたのか…?

自分の価値に
値段をつけたのか…?


500円は安すぎる
3000円は殴られる!!

1000円?2000円?

2000円は微妙な賭け…
1000円だったらくれるかも…。
貰えたらラッキー。


『1000円ちょうだい…。』

「何ぃ?!何言ってんだ!!!」
(やばっ!キレた?!)

『1000円ちょうだいよ。』
と、もう一回言って

おっちゃんの目を見た時…
勝った!と思った。

おっちゃんの動揺が伝わってくる、

この人は気の弱い人だ。


だから6歳の僕を選んだ…。


買われたんじゃない、
自分で売ったんだ!!