『だって奈央さんと
Hできなかったよ。。。

あの時・・・ 
したかったんだ。

好きで好きで
どうしてもやりたかった。


でも出来なかった・・・


奈央さんはやっぱり
樹さんが好きで・・・。

でも僕のことも好きで
わかってた・・・


だから出来なかった。

傷つけたくなかった・・・


奈央さんが傷つくの
わかってたから・・・。


樹さんを裏切った
自分に押しつぶされ
てしまうんじゃないかって
怖かったんだ。

死んだのに・・・

もうあの人はいないのに。』


「すげー、本当の愛じゃん!!」
嬉しそうな竜一さんの声。



『そうなのかな・・・?
 奈央さんが教えてくれた。』