公園に入り芝生の上を歩く
彼女はずっと
裸足のままだった。

『これからどうするの?』

「1回東京にもどる。
 葬式してあげなきゃ・・・

遺体の確認も・・・。

可哀想に・・・
1人で待ってるよっ。 

すぐに私が
受け入れられなかったから・・・。」



『東京にはすぐ?』

「明後日かな?洋服屋の方は
しばらく休むつもりだから・・・

インテリアショップの子に
話をして、とりあえずの
処理してから・・・行く。」

『そっか大変だね・・・。』

「忙しい方がいいの・・・。」