『痛っ!!』
彼女が僕のない脇の
肉をつかむ・・・

僕がとっさに手を離すと
彼女はスルッっと体を
抜いて家の方向へ

歩きだしていた・・・。


彼女の後ろ姿を見ながら
後ろからついて行く。




彼女はてれ屋なんだ。。。

はずかしいんだ。。。




なんだかかわいく感じる。

今までのことも。。。




『何があったの・・・?』

簡単に聞いた言葉が・・・
後からずしりと重荷になるなんて、


この時は

夢にも思っていなかった。。。