あわてて店にもどり
事情を説明すると、

マスターの竜一さんは、
僕の気持ちを察してくれ
早あがりをさせてくれた。

よほど僕は
必死だったのだろう・・・。


「稜?!何???
 
 何言ってるか
 わかんないけど・・・。

 いいぞ!あがって。」

多分僕はちゃんと説明が
出来ていない・・・。



バーから彼女の家までは
車で20分くらい・・・

歩いたら2時間くらいかかる。


すぐ追いつくだろうと
思ったが


彼女の姿がどこにも見えない・・・