いきなりカウンターの
タヌキが声を発す。

「なんか変じゃな~い?」

(うるさい!黙れ!)

「今のずっとつきあってる
カップルみたいだったよ~。」

(ちょっと嬉しい・・・。)

『そんなことないですよっ。』
ってそのままタヌキを無視して
彼女のオーダーを取りに行く。



『奈央さん、いらっしゃい!』
お絞りとメニューを渡す。

「おぅおぅ。
今日は何を飲もうかな・・・?」
お絞りで手を拭きながら・・・

「ん~・・・ん~・・・。
え~、どうしようかな・・・

じゃぁ、やっぱこれかな?


☆妖精たちの贈り物☆

お願いします!」

『ないから!(笑)』