『俺さぁー!音楽学校に行こうと思ってるんだぁ!
だから、チーとは離れ離れになってしまうんだぁ!』
「えっ!遠くに行っちゃうの?」
『うん!だから逢えなくなるんだぁ。』
「大丈夫だよ。メールだって電話だって出来るし。私、逢えなくても我慢するよ!!!!」『俺は自信ない。でもチーが他の人を好きになって、俺から離れて行くなら、チーが笑って居られるならそれでいい!』
「そんなの、絶対ありえないよ!」
『中途半端は嫌なんだ!音楽もチーの事も。俺のワガママだから、待たせる訳にはいかないんだ。』
「そんなぁ!ヒドイよっ!いつも一人で決めて!私の前から居なくならないでよっ!ねぇ?」
『ゴメン。音楽は俺の夢なんだ!チーをほったらかしにして、傷つけたくないんだ………』「十分傷ついてるよ…… もういいっ!」
泣き顔を彼に見せたくなかった私はスッと振り返り 走りだした。呼び止めて欲しかった。追い掛けて来て欲しかった。一人虚しく、どんどん遠ざかって行く。涙で滲む景色。それは悔しくて、切なくて、でもどこか温かくて。彼の男らしさ、そして本当の優しさを知ったのは、卒業式の日だった。
だから、チーとは離れ離れになってしまうんだぁ!』
「えっ!遠くに行っちゃうの?」
『うん!だから逢えなくなるんだぁ。』
「大丈夫だよ。メールだって電話だって出来るし。私、逢えなくても我慢するよ!!!!」『俺は自信ない。でもチーが他の人を好きになって、俺から離れて行くなら、チーが笑って居られるならそれでいい!』
「そんなの、絶対ありえないよ!」
『中途半端は嫌なんだ!音楽もチーの事も。俺のワガママだから、待たせる訳にはいかないんだ。』
「そんなぁ!ヒドイよっ!いつも一人で決めて!私の前から居なくならないでよっ!ねぇ?」
『ゴメン。音楽は俺の夢なんだ!チーをほったらかしにして、傷つけたくないんだ………』「十分傷ついてるよ…… もういいっ!」
泣き顔を彼に見せたくなかった私はスッと振り返り 走りだした。呼び止めて欲しかった。追い掛けて来て欲しかった。一人虚しく、どんどん遠ざかって行く。涙で滲む景色。それは悔しくて、切なくて、でもどこか温かくて。彼の男らしさ、そして本当の優しさを知ったのは、卒業式の日だった。

