時々、廊下ですれ違う事もある。もちろん目も合わせられないし、話なんて夢のまた夢。
曖昧な自分に腹が立った。なぜ、あの時返事出来なかったんだろう?君をつかまえていれば、今がもっと楽しかったのに。後悔の念が俺を取り巻いていた。
ある日の授業中、俺は考え事をしていた。あの子に想いを伝えるべきか、いや、あの子の中に俺はもう居ないのかもしれない、何の 根拠もない理由に頭をかかえていた。下敷きを扇いでも風は生温い。でも窓から廊下側に吹き抜ける風は心地よかった。俺はその廊下側の一番後ろの特等席。
いつもより扉に近づいて、風に吹かれていた。ふと、人の気配に気付いた!誰かが俺のすぐ横を通り過ぎて行った。たぶんあの子だ!後ろ姿でわかった・・・。『何、してんだろう?』
妙に気になり出した。
あの子が廊下をうろうろして数分、急に俺の隣で止まったような気がした。壁の向こうに感じる気配に思わず廊下に少しだけ、顔を出してみた。やっぱりあの子だ!突然、近寄って君は俺の耳元で囁いた。
「これ、読んでください」受け取り、初めてこんな近くで目が合った。
曖昧な自分に腹が立った。なぜ、あの時返事出来なかったんだろう?君をつかまえていれば、今がもっと楽しかったのに。後悔の念が俺を取り巻いていた。
ある日の授業中、俺は考え事をしていた。あの子に想いを伝えるべきか、いや、あの子の中に俺はもう居ないのかもしれない、何の 根拠もない理由に頭をかかえていた。下敷きを扇いでも風は生温い。でも窓から廊下側に吹き抜ける風は心地よかった。俺はその廊下側の一番後ろの特等席。
いつもより扉に近づいて、風に吹かれていた。ふと、人の気配に気付いた!誰かが俺のすぐ横を通り過ぎて行った。たぶんあの子だ!後ろ姿でわかった・・・。『何、してんだろう?』
妙に気になり出した。
あの子が廊下をうろうろして数分、急に俺の隣で止まったような気がした。壁の向こうに感じる気配に思わず廊下に少しだけ、顔を出してみた。やっぱりあの子だ!突然、近寄って君は俺の耳元で囁いた。
「これ、読んでください」受け取り、初めてこんな近くで目が合った。

