キーコーンカーンコーン
「ちーちゃん帰ろー!」
「ごめん、今日委員会の集まりあって」
「じゃあ壱馬くんも?」
「うん!ごめん!また明日ね」
「バイバイ!頑張ってね」
ちーちゃんと壱馬くんは体育員の集まりが
あるらしく今日は咲人と2人きりだ。
「咲人ー帰ろー」
「おう」
「部活の希望の紙明日までじゃん忘れてた!
咲人はやっぱサッカー部?」
「まあな。サッカーくらいしか好きなことないし。
お前は?」
「どうしよっかなーー」
中学の頃はテニス部だったけど
好きで入ったわけじゃないし下手だったから
もう勘弁だ。
「お前いっつも変な方向にボール飛ばしてたもんな」
笑いを堪えながら言う咲人。
「あれでも頑張ってたんだからバカにしないでよ!」
「なんでそんな運動神経壊滅的なの?」
「何ともいい返せないのが辛いです…」
そう、私は類を見ないほどの運動音痴なのだ。
「6月には体育祭あるのにやばいいいいいい」
これはちーちゃんに夜走るの付き合ってもらうしかないな。
