「5年経っても、飽きないでくださいね」
「当たり前じゃん」
不安になって念を押したら、刹那はゾクッとするような笑みを浮かべて白いシーツの上に手をつく。
そして私の身体に覆いかぶさってキスをしてきた。
ふたりきりの甘いひと時。
場所が違うせいか、いつもより気持ちが高ぶる。
「刹那、好き」
「知ってる、その顔みたら一目瞭然」
我慢できずに気持ちを伝えたら、刹那は情欲を煽るような目つきでまたキスをしてきた。
抱きしめられてキスをするのが気持ちいい。
ずっとこうしていたいと思ってしまう。
「キスすんの好き?」
「うん、好き……」
「あは、聞くんじゃなかった。我慢できそうにない」
そんな物欲しそうな目をするくらいなら無理やり襲ってしまえばいいのに、刹那は絶対そんなことはしない。
大切にされてる気がして、今よりもっと好きになる。
初めてのフランス、初めてのふたり旅行。
その1週間は幸せで思い出深いひと時になった。
「当たり前じゃん」
不安になって念を押したら、刹那はゾクッとするような笑みを浮かべて白いシーツの上に手をつく。
そして私の身体に覆いかぶさってキスをしてきた。
ふたりきりの甘いひと時。
場所が違うせいか、いつもより気持ちが高ぶる。
「刹那、好き」
「知ってる、その顔みたら一目瞭然」
我慢できずに気持ちを伝えたら、刹那は情欲を煽るような目つきでまたキスをしてきた。
抱きしめられてキスをするのが気持ちいい。
ずっとこうしていたいと思ってしまう。
「キスすんの好き?」
「うん、好き……」
「あは、聞くんじゃなかった。我慢できそうにない」
そんな物欲しそうな目をするくらいなら無理やり襲ってしまえばいいのに、刹那は絶対そんなことはしない。
大切にされてる気がして、今よりもっと好きになる。
初めてのフランス、初めてのふたり旅行。
その1週間は幸せで思い出深いひと時になった。