作品が仕上がったのは5月半ば。

GWがほぼ潰れてしまったけど、描き上げることができて大満足。

うん、我ながらいい作品ですね。

森の中たたずむ美女と、彼女を守るように立つ凛々しい表情の狼。

物語が始まりそうな雰囲気で最高、と自画自賛していた。



「……おっ、来た」



すると、刹那の家に鳴り響くインターホンの呼出音。

今日は依頼主が直接絵を受け取りに来る日。

依頼した人はどんな人なんだろう。

怖さ半分、好奇心半分で玄関に向かう。