それから外にご飯を食べに行って、戻ってきてからお風呂をお借りした。

下着はさっきコンビニで買った。上はいつも付けてないし、用意してもらったのもこもこのパジャマだから目立たないしいっか。

そんな軽い気持ちで、ブカブカの寝巻きを着てリビングに顔を覗かせる。



「いいね、俺の服着てるきいちゃん」



刹那は少し悪い顔をして私をソファーへ手招く。



「で、下着どうした?」

「さっきコンビニで買いました」

「……上は?売ってたっけ」

「……売ってましたよ」



大嘘をついてそっぽを向いたら、胸に手を伸ばされる。

とっさに振り払ったら刹那は目を細めた。



「もしかしてその下、なんも付けてねえの?」

「さ、触らないでください」

「あは、ごめん」



睨むと嬉しそうな無邪気な顔で頭を撫でられた。

それがなんだか悔しくてソファーでふて寝した。