あれから何日が経っただろう。
ただひたすら歩いてきたけど疲れてきて、
その場にうずくまってみた。
冷蝶と共にみんなと会話したのが遠い過去のように思える。
あれからずっと1人。
なんとも言えない孤独に襲われ、
息が苦しくなる。
このまま、もうどうなでもなれとさえ思う。
それでも、こころのどこかで
わたしはずっと光だけを探していた。
だからかな、全然気が付かなかった。
「れい」
誰かがわたしの名前を呼んでいるその声に。
声の存在に気がつくと、
その声はだんだん大きく聞こえる。
どの方向へ行けばいいか、わかってきた。
ゆっくりと立ち上がって、
声のする方に一歩ずつ歩き始めた。
『あなたはもう大丈夫。
今までありがとう』
どこかで聞き覚えのあるあたたかい声が聞こえて、
その声の主が冷蝶だとわかったと同時に
目の前が突然明るくなった。
そして___
「ん、、?」
「れいっ!」
目の前には
よく知る、大好きなみんなの顔がある。
安心したように、笑いかけてくれる。
やっと、言えるよ。
「ただいま、みんな」



