小学校6年生の夏。
私は学校に行く意味を失った。

周りから聞こえる私の悪口。
私だけが違う世界にいるみたい。
そう感じてしまうほど、私は孤立していた。
合唱コンクール。修学旅行。そして卒業式。
楽しいはずの小学校の行事。
私は1人で辛い独りの時間が過ぎるのをただずっとずっとーー。

涙を堪えながら耐えていた。

そんな私の手元に残ったのは白紙の卒業色紙
皆に書いてもらうメッセージなんてなかった。


そんな暗黒時代の小学校生活。
恋愛する間もなくあっけなく終わった。
恋愛どころか友情関係も思い通りに築いてこれなかった私の心の中には独りに慣れてしまい、ねじ曲がった感情だけがただひたすら芽生えていた。

人を信用することを失った私。
そんな私を救ってくれたのが新しい自分だった。


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読んで頂きありがとうございます。♡
初回は私の小学校時代のお話でした
この話を見て、恋愛とはかけ離れていてイメージとは違ったと思う方がほとんどだと思います。
ですが、今の私はこの小学校生活がなければいなかったというくらいこの一人ぼっちだった時期のストーリーは大切なものです。