‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴

「寝る?」


夜ご飯の片づけとかお風呂とが準備が色々と終わって、夏川さんに聞かれる。


うっ、そうだった。

私、夏川さんと同じベットで寝ないといけないんだった。


「わっ、私はこっちの壁側の半分使うんで、夏川さんはそっち側でお願いします」


「えー、逆が良い」


夏川さんが急に私のことを上目遣いで見てくる。

なっ、なんか逆らい難いと言いますか。

別にどっちでもいいんだけど。


「あっ、そういえば掛布団も枕も一つしかないです……」


そういえば、お母さんとお父さん自分の枕持って行っちゃったしなぁ。


「俺、枕無いと寝れない」


「えっ、私もです」


「お~、俺ら気合うじゃん」


「そっ、そういうことじゃなくて」