「うーん……。昨日の残り物でよければ」


私は、冷蔵庫から昨日の残り物を取り出す。


「じゃあ、そうしよっか」


私は、さっき作ったカレーを捨てて、改めて夜ご飯を作った。


同居始めて3時間ぐらいたって気づいたこと。


それは、

――夏川さんは、顏は完ぺきなのに料理はとっても下手ということ。


元はと言えば、彼が作るの手伝うって言ったからそんなことになったんだし……。


まあ、久しぶりに人と話せて楽しかったけど。