だから、私は簡単に逃げることができるアニメや歌、ライトノベルや本、ゲームなど色々なものに手を出した。

それらは、私の灰色の世界に色を塗ってくれたと思う。


それらの趣味の主人公に自分を重ねて、楽しくなっても、結局自分はああいうヒーローにはなれないんだな、と思っては落ち込んだ。


そんなある時、私はある1つの歌に出会った。