──あぁ黄色い『インコ』ちゃん。 どうやって活用してあげましょう? 瓶に入れて持ち歩く? アカシアのように帽子につける? それもいいですね。 前の大戦によりあの大樹の1つが滅んだとき、木は残らなかった。けれど、私は信じているのです。 どこかに、あの木の欠片は存在すると。 そしてきっと形を変えて私のもとに現れるだろうと。