椅子こん!

──あぁ黄色い『インコ』ちゃん。
どうやって活用してあげましょう?
 瓶に入れて持ち歩く?
アカシアのように帽子につける?
それもいいですね。
 前の大戦によりあの大樹の1つが滅んだとき、木は残らなかった。けれど、私は信ているのです。
どこかに、あの木の欠片は存在すると。
 そしてきっと形を変えて私のもとに現れるだろうと。




バサバサバサ、とそらに黄色いインコが舞う。

「うふふふ! そろそろ、始まるわね……」


誰かは、そう呟いた。