肌は透き通るように白く、上でざっとまとめた髪は、微妙に茶色みを帯びている。
この人はただの花好きの女性か、
それとも僕のような仕事関係か、
もしくは...一緒に来る相手が何かしらの理由でこれなくなったか...
まあ僕には関係ないことだ。
けれどどこか目を引く女性だ。
周りの男性乗客もチラチラと彼女を見ているのがわかる。
...あ、、
目が合ってしまった。
ずっと見つめていたせいだろうか、
不審に思われていたら申し訳ないな、
そう思っていると、
「まもなく...嵐の庭駅...嵐の庭駅...です。わがみの線ご利用のお客様は...お乗換えです...。」
気づいたら着いていた。
