〈美咲です〉

進級した初日、始業式も始まらないうちから、竜也くんに助けていただいた恩を平手打ちで返してしまったことから下僕となってしまったわけですが。

下僕としての最初のミッションは彼のお昼ご飯を買いに行くお役目でした。

しばらくの間、私に課せられたミッションはそれだけだったのですが、席替えの際に盛大に自爆してしまい、体育祭の終盤には身の回りのお世話まで仰せつかってしまいました。

なぜここまでやらねばならないのか?という不満はややありましたが、そんなことを言ったら最後…お、お仕置きが決行されるに違いないのです!

お仕置きを避けたい一心で全部をかんばりました(泣)

因みに、ここで言う、お、お仕置きというのは、辛い内容ではなくて、ですね・・・。

強いて言うなら恥ずかしいといいますか、どうしていいかわからなくなるといいますか・・・。

具体的に口にするのは憚られる内容ですので割愛させていただきます!