「そっかー、残念だけどしょうがない。ちひろちゃんお大事にね!」
「ごめんね麻衣ちゃん、今度水着返すね」
みんなに挨拶してその場を後にした。
天馬くんは更衣室の前までお姫様抱っこしてくれて。
「一人で脱げる?手伝ってやろうか?」
「バカ!」と背中を叩いて更衣室に入った。
なんともない顔してたけど絶対重かったと思う。
天馬くんは着替え終わるのを待っててくれた。
「運転手に電話しとくからうちの車に乗って帰れよ」
「え!運転手!?」
「ん。すぐ来るって」
「このくらいなら一人で帰れるよ!子供じゃあるまいし」
「いいから言うこと聞け」
強引だけど私の事考えてくれてるんだってことはわかる。
胸の中に熱いものがこみ上げた。



