天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜


「う、うん、びっくりしちゃって……情けないね」


軽く笑って見せたけど、天馬くんは真剣な表情をしていた。


「怪我は?足見せろ」


私の足首を触ってじっと見つめている。

なんか恥ずかしい。


「天馬くん、さっきの人たち……」


「あー、大丈夫、気にすんな」


「気にするよ!?なんなのあの人たち!天馬くんの友達じゃないでしょ!?」


「一応……友達だった。前はよく一緒にいたし」


「そうなの?なのになんで……」


「中学んときちょっとヤンチャだったわけよ、でも今は真面目じゃん?あいつらとはつるまなくなって。それが気に食わねーんじゃねーの?」


真面目、ではないよね。


「あの人……後悔しても知らないって言ってたよね……」


「大丈夫だっつってんだろ。んなことよりお前正義感強すぎんだよ、なんで出てくんの!?俺はあいつらが気が済むまで殴らせとけば、すんなり帰ると思ってたんだよ」