安心したような顔をした高峯くん。
本当に友達思いだな……。
「倉木さんだから言うけど、天馬が一時期付き合ってた子がいたんだけどさ、その子とは結構真面目に付き合ってたっぽいんだけど結局別れちゃって。何が原因か教えてくんねーけど」
「そうなんだ……」
色んな噂があるけど、その子のことは大事にしてたのかな……。
天馬くんにそんな一面があったなんてびっくり。
一体どんな子なんだろう。
「まぁ自分はいずれ他の女と結婚しなきゃないってわかってたから別れたのかもしんないけど。でもそれが倉木さんで、あいつにとっては良かったと思うよ」
「そう……?」
「うん、だってあんなにしっかり天馬のこと叱った女初めて見たもん」
笑いながら煙草をふかすジェスチャーをしてきた。
「ああ、だってあれは絶対ダメだと思ったから……」



