「えー?ないない!だって天馬くんが私の事好きになる要素がどこにも見当たらないもん」
「そうかなぁ……」
瑠実ってば漫画の見すぎだよ。
一応婚約者だから話すようになったわけだし、それがなければこうやって絡むことはなかったんだから。
狭い個室に入って水着に着替えるとスカートの方はちょうどよかった。
海に入れば太腿も見えないし。
ところが上は……紐!?
布がほぼないんですけど。
こんなのどうやって着ろっていうのよ!?
羽織るもの持ってくれば良かったと後悔。
上からTシャツ着たら濡れちゃうしなぁ……。
とりあえず着替えて恐る恐る個室を出た。
瑠実はもう着替え終わっていて、私の水着姿を見て驚いていた。
「ちょっと!すごいいいじゃん!セクシー!似合ってるよ!?」
「嘘でしょ!?こんなの似合ってるわけないよ」
恥ずかしくなって両手で前を隠した。



