天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜



誰にでもこういうことしてるの?


こんなに近いのにあっちは動揺してなくて、ずっと直視してくる。


ぎゅっと目をつむると、ぱっと手を離された。


やっと解放された……。


「ちひろみたいなのってレアだね。だいたいみんな顔近いとちゅーしてくんのに」


「は!?何言ってんの!?そんな軽くないし!」


「だな、お前はなんか違うわ」


笑ってるところを見るとふざけてたのか。


あたふたしていた私が馬鹿みたいじゃん。


「あのさ……天馬くんもここでバイトしてるんでしょ?よく許してくれたね、こういう店……」


義父だったら絶対反対してるだろうな。