前から思ってたけど高峯くんって話しやすいし、やっぱり優しいな。
ふたりで笑ってると、「なにしてんの」とどこからか天馬くんの声が聞こえた。
振り返ると真顔の天馬くんが立っていて。
真顔がなんか怖い。
「高峯くんと話してたんだよ」
「俺の近くにいろって言ったじゃん」
「え、だって天馬くん隣の台のひとたちと楽しそうに……」
「あいつらにも紹介するとこだったんだよ」
さっき女の子たちがいた台の方を見ると、こっちを睨んでるような視線。
紹介されたくないんですけど……。
「倉木さん怖がってんじゃねーの?」
横にいた高峯くんが呆れた感じで言った。



