義父が着替えてこいと言った理由がわかった。
咲と服の色が被っていたからだ。
今日咲が何を着ているか、義父は知っていたんだ。
「えっお姉ちゃんもピンク!?珍しいね!?」
「うん……」
咲は何の曇りもない瞳で笑った。
天使のようなふわふわのロングの髪の毛は、いつも綺麗に整えられている。
それもそのはず、彼女はモデルだ。
誰もが振り向くその美貌とスタイルで、中学生の時に雑誌の編集長にスカウトされた。
見た目も良い上に人懐っこくて、職場でも多くの人に可愛がられているらしい。
咲は見た目も良いけど性格も良くて。
本当に義父の子供なのかと疑いたくなるくらい。
まだ出会って1年ほどだけど、よく懐いてきて私にとっては自慢の大切な妹だ。



