天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜


完全にバカップルだな。


「今笑った?」


「ごめん、私も変わっちゃったなって。前までこんな大胆な事しなかったのに」


「いーんじゃね?大歓迎」


そしてぎゅーっと再び抱きしめてくる。


ちょっと苦しいけど、それが心地よく感じる。


「男の子ってすごいよね、あんなに小さかったのに今じゃ私より背も高くなって力も……」


「当たり前だろ、それに俺ずっと鍛えてたし」


「そうなの?」


「うん、あの事故のときちひろが守ってくれただろ?後から考えたらなんか悔しくて。俺にもっと力があればもしかしたら親父さんも救い出せたんじゃねーかなとか思ったり」


「あの時はまだ小さすぎたもん!しょうがないよ、そんなことで自分を責めないで」


「ん。でももう同じこと繰り返したくねーから。絶対後悔したくないしちひろを守れるくらい強くなりたくて」