「そんな、強くなんて……」
「もう強くなんなくていいから」
「え……」
「俺に守らせてよ」
光に反射している天馬くんの瞳がすごく綺麗で、ずっと見つめていたいくらいだった。
ゆっくり頷くとその綺麗な瞳が近づいてきて私の唇と天馬くんの唇が重なった。
人通りは少ないといっても、外でキスするなんて恥ずかしいって思っていたけど。
今はそんなことよりも、もっと天馬くんにくっついていたいと思うし、私の方から唇を求めてしまっている。
自分でも知らないうちに天馬くんの腰に手を回してぎゅっとしてしまった。
「そんなことされたら止まんねぇって」
少し照れている天馬くんが可愛くて愛おしい。
もっと強く抱きしめたい。
周りなんかどうでもいいって思ってしまった。



