天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜



「え!?」


驚いて振り返ると、そこには見覚えのある顔が。


あ……この人たち!

海で天馬くんを囲んでいた……。

あの時の事を思い出して体が硬直してしまった。

私なにビビってんの!?


「見たことある顔だと思ったら……あの時の女だろ!?」


他の2人が、私の顔をまじまじと見て「やっぱりそうだ!」と笑い出した。


私は自分の後ろに咲を隠した。


「あん時のことでリーダーもちょーっと怒っててね?見つけたらただじゃおかねぇって言ってたんだよ?」


「あれは……ただ私の事を守ってくれただけです!」


「あぁー、お姉さん汚ねぇ足してたもんなぁ?」


そう言って私の足の方をちらっと見る。


汚い足って……。


天馬くんが〝くそやろーが言ったことなんて真に受けんな〟って言ってくれたけど……実際言われるとスル―できないしやっぱり落ち込んでしまう。