天馬くんは危険です!〜イケメン男子と政略結婚〜



去年再婚した母の結婚相手は大手企業の社長で、とても厳しい人。


会社の名前を汚されたくないからか、私の行動をいつも細かくチェックしてくる。


だからって……髪の毛を黒に染めたくない。


でもお母さんにも迷惑かけたくない。


その時、神城くんが物置の陰から出てきて私の横に立った。



「神城もいたのか!?」


「センセー、俺の奥さんいじめないでくれる?」


そう言って私の髪の毛を握っている安西先生の腕を掴んだ。


って、お……奥さんって言った?


ん?聞き間違い?