「んん......」


次の日、目を覚ますと見慣れない天井と私のより少しだけふかふかのベッド。


そして、暖かい温もり。


「......え」


冬夜くんの部屋だった。


いつも来てたパジャマ着てるし......。


メイド服は、テーブルに丁寧に畳まれている。


え、私、昨日......。


時計を見て、冬夜くんを起こす。


時間は、いいぐらいのはず。


「冬夜くん、起きて......」


「んー、あ......」


冬夜くんもパジャマに着替えていて、普段より子供っぽい。


「あの、どういうこと......?」


「......そりゃ、あんなことしたもんなぁ」


え......!


ニヤリといたずらっぽい笑みを浮かべた冬夜くんと固まる私。


「プッ、ハハッ」