ポンポンと頭を撫でられ、ふっと心が軽くなる。


「心配すんな。どれだけ甘えられても、俺からしたら大歓迎だ」


「......うん」


甘えよう。


冬夜くんに。


「じゃあ、今日はもう遅いから明日の朝な」


「うん」


ちょうど明日は、お休みだった。


「ははっ。大丈夫だって」


まだ不安そうな顔をしてるのか、冬夜くんが私を抱きしめる。


「このまま、一緒に寝よっか」


「うん」


ベッドに寝転んで、冬夜くんの腕の中で眠りに落ちた。