「面白いかな~って」
「はぁ!?」
藤井君は、悪びれなく隣に座る日向君を唖然と見続けた後、溜息をつき後方に黒いスポーツバッグを置いた。そしてムッとしたまま、無言でストレッチに加わった。すぐに日向君もその後を追って行く。
私は、無人になったベンチの端に呆然と座った。そして数メートル先で日向君の機嫌取りを、無言でやり過ごす藤井君の背中をぼんやり見ていた。
ふいに目尻から涙が零れ落ち、慌てて指先で拭った。大大大撃沈していた分、同じ……その何倍もの安堵感に満たされた。
私は、藤井君の背中を何度もチラ見しては俯くを繰り返し、喜びを噛みしめた。でもハッと我に返り、心の中で自分を平手打ちした。
浮かれる前に謝罪が先! 隙を見てできるだけ早く、しっかり誠心誠意を込めて……。
「はぁ!?」
藤井君は、悪びれなく隣に座る日向君を唖然と見続けた後、溜息をつき後方に黒いスポーツバッグを置いた。そしてムッとしたまま、無言でストレッチに加わった。すぐに日向君もその後を追って行く。
私は、無人になったベンチの端に呆然と座った。そして数メートル先で日向君の機嫌取りを、無言でやり過ごす藤井君の背中をぼんやり見ていた。
ふいに目尻から涙が零れ落ち、慌てて指先で拭った。大大大撃沈していた分、同じ……その何倍もの安堵感に満たされた。
私は、藤井君の背中を何度もチラ見しては俯くを繰り返し、喜びを噛みしめた。でもハッと我に返り、心の中で自分を平手打ちした。
浮かれる前に謝罪が先! 隙を見てできるだけ早く、しっかり誠心誠意を込めて……。



