.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋

 ずっと想い続けていたわけでもない。長く激しい悲痛と苦悩の時を、必死に耐えながらも、時間と共に徐々に藤井君への想いは風化していった。大きな傷口が、ゆっくり塞がり少しずつかさぶたになり、いつの間にか綺麗な皮膚に再生されるように……。

 そう、17歳のありふれた初恋の想い出……。時々、蒼き春の想い出の宝箱をそっと開いては、懐かしさに胸キュンしてただけ。そう、夕暮れの電車内のように……。でも違ったの? 藤井君(あなた)への想い、胸の奥底で凍りついてただけなの? 

 自問自答しながらふと初対面の時も、あなたが私を見上げていたのを想い出す。この胸は歓喜で踊り出し、涙が溢れそうだった。でも今は、あの日と真逆の想いが溢れ出す。あなたを見下ろし、泣きたくて堪らない。涙が溢れ落ちないよう、必死に瞬きで散らした。

「純の彼女さん、改めまして藤井凌(ふじいりょう)です。宜しく」

 再び挨拶してきたあなたを、慌てて立ち上がり見下ろした。あの頃よりずっと屈託のない笑顔に、不覚にも胸キュンしてしまう。

「は、葉月優愛(はづきゆあ)です。……宜しくお願いします」