結局二人が付き合っているかどうか、朝陽が京都へ修学旅行に出発する日までに分かることはなかった。

朝陽の姿がない玄関先の階段に、私は一人座っていた。

そして、授業中にルーズリーフに書き込んだ関係図を見返す。