圭「先輩、これ着てください。」
そう言って圭くんは自分が着てたカーディガンを脱いで、私に渡してきた。
美「えっ?いやっ、申し訳ないよ!
大丈夫だって…」
圭「でも先輩、寒そうだし。」
否めないよねそれは。
でも後輩に借りるのはちょっと...
美「や、大丈夫だよ?ほんとに」
圭「遠慮しないでください。
好きな人がしんどそうにしてるの見てられないし。」
美「なっ/////」
...何言ってるのほんとに。
圭くんは私にストレートに伝えてくる。
ほんとに恥ずかしいんだよっっ...
圭「先輩?着て。」
美「はぁぁ....わかったよ!着ます!」
...負けたよ。
頑固すぎるでしょほんとに!
結局、折れてくれる気配がないので着ることにした。
