【美人side】
圭くんに気になってると言われ、向かいに行くとも言われたその次の日...
美「ふわぁ...ねむ。」
バタンッ
美花「早く行きなさい!歩いていく?お兄ちゃんに送って行ってもらう?」
大きな音を出して、部屋のドアを開けたお母さん。朝から元気だなぁ...
美「んー...お兄ちゃn.................
う、嘘!あ、歩いていく!」
美花「あら、そうなの?」
ついついお兄ちゃんに送ってくれてもらおうとしちゃうところだった。
危なかった。今日は圭くんが迎えに来る日なのに...
美「いってきまーす。」
美花「はーい、行ってらっしゃい。」
ガチャッ
お母さんにそう言ってからドアを開ける。
圭「おはよう先輩。」
幻覚じゃなければいつも通りのイケメンである圭くんがいる。
...何故か笑顔のね。