美「も、もうちょっとゆっくりっ..!」




圭「あ、すいません。」

やっと、止まってくれた...っ

てかどこに連れていこうとしてるんだこいつ...??



美「ねぇ、どこに向かってるの?私の家、知らないよね..?」


....もしかして知ってる?いや、さすがにそれは、






圭「知らないですよ。」

知らなかった。良かったっっ!!()




美「な、ならどこへ?」


圭「?」


数秒の沈黙。



圭「…先輩を送るんだから先輩の家に決まってるじゃないですか。」


ですよね!?
知ってます、知ってるんだけど…


美「えっ、お、教えろと?」




圭「それ以外に何があるんですか?」



美「ないけど...」