美「...わ、わかったよ!いいよ!」
結局どっちでも来るくせになんで聞いたんだ。
圭「やった。ニコッ」
ふわっと柔らかく微笑んだ圭くんはそう言った。
私に気を許してくれてるからこんな顔を見せてくれるんだと思うけど、ギャップがっ...
美「っ/////」
顔が火照るのが分かる。
照れているのがバレたくなくて圭くんから目を逸らした。
圭「フッ 先輩、俺に見惚れちゃったの?」
極上の笑顔でそう聞いてくる圭くんは確信犯だ。
美「なっ…て、照れてない!」
マスクつけてたら見えないはずっ...!
圭「先輩、マスクつけてるから照れてるのなんかバレないとか思ってる?」
美「な、何言ってー」
圭くんはそう言って私の長い髪を耳にかけた。
美「ヒッッ..…」
ち、近いっ...
圭「.........ねぇ、耳、真っ赤だよ?」
美「う、嘘っ!?」
己の赤面症を舐めていた。耳は気にしたこと無かったぁぁ
圭「フッ かーわい。」
もうやめてくれ!!////
私が死にそうだっ!
