夜。キャンプファイヤーが始まっていた

ダンスや音楽を楽しみ、みんなこの地域で伝統のダンスを踊っている

「ありがとねー」←モブ
「は〜い……」

結構疲れる…
あれから岡本くんには謝ってもらってないし……

「次で最後だからな。そのあとクラス毎に整列するように」

三上先生がそう言って、みんなが右へズレていった

「………」

俯いていると、相手は気を遣ったのか、私に手を差し伸べてくれた

「柏木さん。僕と一曲踊りませんか?」

____え?

ウソ……

「……國谷くん…?」

國谷くんが、いる…
國谷くんは私の手を引いて、最後の曲を踊ってくれた

「ごめん、柏木さん。約束守れなくて」
「…う、ううん……」
「神崎から聞いたよ。俺をかばってくれたんだってね。ありがとう」
「…う、ううん……」

これは、夢なのでしょうか……?

「柏木さん?柏木さん…!?」