「あ、来てくれましたね」

「はい、仕方ないので来ました」

「素直じゃないですねー」


「ぅるさいですっ」


「ははっ、可愛い」

「っ」

さりげなくはかれた“可愛い”に反応して顔に熱が集まる


「あの…「棗ー!ぶちょーがはじめるってよ~」」

「あ、はい分かりました」


「話は帰り聞きますね」と、耳元で囁き軽い感じで走って行ってしまった


「っ………」

「ほんとに一途ねー」

「?」

「いや、コッチの話」


私のところまで駆けてきた琴羽がまたマネージャーの仕事を教えてくれた

このまま行くと全部覚えて正式なマネージャーになれそうだ