「もう邪魔されない」

そう言って顔を寄せてくる


鼓動が早くなる

恥ずかしくて逃げたいけど押し倒されていて逃げられない


「伊織くんっ…」

「んー?」

「ぁぅ………ん…っぅ」


おでこがぶつかり、伊織くんが笑みを漏らす

その視線に耐えられなくて目を瞑ると唇を塞がれた


「ぃ…おっ…………んぅ…」

何度も降り注ぐキスの嵐


だんだん深くなっていくそれに苦しくなり、その胸をない力で叩く